2025年2月21日(金)10:00-11:45 カフェミスポンヌにて、ダブルケアカフェを開催しました。
本日のダブルケアカフェでは、子育てと介護を同時に向き合う皆さんが、日々の悩みや工夫を率直に語り合いました。
参加者6名は、子どもの発達に合わせた学校選びや習い事の調整、介護制度の手続き、そして就労との両立といった具体的な体験を共有しあいました。
~ダブルケアにおけるパートナーシップとは~
パートナーとの関係性が近いゆえに、お互いの声が届きにくい場面もあるかもしれません。
各ご家庭により、教育感や親の介護環境によってもパートナーシップのあり方はそれぞれ違いますが、ダブルケア経験者の先輩たちからはこのような声が聞こえてきました。
◯「子育て18ヵ年計画‼️」
子どもの特徴や興味関心を踏まえて、その子にあった環境を作る。
パートナーにも、意見を聞きながら教育感の折衷案を模索する。プランA・プランB!
子育ても介護も、仕事のプロジェクトを回すように捉えよう!
そんな感じで、パートナーにプレゼンをしてみては?
提案→すり合わせ→役割分担→DO!
~パートナーシップを育む3つのヒント!~
①夫婦それぞれが信頼できる第三者に意見を伝えてもらう
夫婦それぞれが信頼できる第三者、例えば保育園の先生や地域の専門家の意見を取り入れることが、家庭全体のバランスを考えるにも大きな助けになるという体験談を語ってくださる方もいらっしゃいました。
外部の視点が入ることで、夫婦間のコミュニケーションの新たな発見が生まれ、安心感を得ることができかもしれません。
②夫婦二人だけで過ごせる時間を確保
夫婦で、育児も介護もどっぷりの毎日は同僚のような関係性に近くなってしまいます。
時に、勇気を出してベビーシッターや親に子どもを預けて夫婦でランチやディナーを楽しむことで、双方の思いや意見を再確認できる機会を持てると良いかもしれませんね。
定期的なミーティングといったところでしょうか。
なかなか、時間を取ることが難しく感じる部分でもありますが、人生実証実験的に試したみたいと思いました。
③自分自身の役割とどこまでやるかの線引を明確にする
参加者からは、パートナーとの役割についてのラインを明確にすること。
(良い意味で)パートナーへの過剰な期待をやめて、自分が無理をしない。
子育て、介護、パートナー、仕事が並んだ時に、どこでライン引きをするか考えながら、全体のバランスを取ってきたという意見も参考となりました。
時々、悩んでも泣いても。どこかで、スパッと決めちゃいましょうか^^!と思えました。
このような、マインドセットをダブルケア当事者・先輩のみなさまから伝授いただきました。
皆様のご参考になるポイントがあれば、幸いです^^
代表理事 室津