多世代まるごとケア、現役世代の活躍できる仕組み作りを目指すNPO法人こだまの集いの室津です。
2022年6月25日(土)武蔵野市立高齢者総合センター(地域包括支援センター)にて、ダブルケアに関するサロン形式のセミナーに代表理事 室津が登壇させていただきました。
男性・女性・現役世代・シニア世代と多様なメンバーで、アットホームに家族の中にあるケアについて考える時間となりました。
【皆さま対話で出てきたキーワードは】
- 手放す。(自分でやらなきゃという気持ちとタスクを)
- 長くケアに向き合う場合、やらなくちゃいけないことの中に、やりたいことを取り入れる勇気をもつ。そのことで、メンタルのバランスを保って、長期的なケアに向き合えるのではないか。
育児・介護もしかり。家族の中に起こる複数のケアをどのように両立を目指すか。
子どもの年齢、親の状況、仕事やパートナーの状況によって判断は変わってきますが。
多重タスクに向き合うとき、何を優先させたいのか?
自分にしかできないことはなんなのか?
ということを見つめていけると良いですね。
最後に、本企画をしてくださった武蔵野市立高齢者総合センターの皆さま(理事長様にもお越しいただき、心から感謝申し上げます。)!!
また、サロン形式の素晴らしい企画を作っていただき、貴重な機会を頂戴しましたことに心から感謝申し上げます。
皆さまが、日頃から地域住民の方々と相談支援を通しながら、信頼関係を築かれていることを肌で感じる時間となりました。
今後も、介護はプロに!ダブルケアの両立を目指す場合、地域包括支援センターにご相談して、介護の部分を先に調整をする必要性を伝え続けてまいります。
※ダブルケアが始まったときの対応方法については、当法人も責任を持って必要機関につなげる・伴奏する役割を果たしてまいります。
【育児と介護が重なったら】
①親の住む地域の地域包括支援センターに連絡をしましょう!
まずは、電話でもOKです!!親が転びやすくなった、ちょっと心配だという段階の相談でもokです。
早めに親を見守ってもらえる体制が作れると、後々の親の介護の負担が減る可能性があります。
親の近くの地域包括支援センターは、こちらのサイトの検索が便利です。
親の住む住所を入力すると、管轄の地域包括支援センターが検索できます。
親御さんが70歳を超えていたらやってみよう 万一への備えに 〜地域包括支援センターを探してみる〜 | LYXIS AGING LITERACY
②地域包括新センターに相談しに行くときに、下記のシートを使ってみてください。
このシートに情報をご記入いただければ、相談先の地域包括支援センター職員とのやり取りがスムーズに行える可能性が高いです。
1から、状況を説明するのも大変だと思うので、ぜひご活用ください。