子育て×介護のダブルケア当事者の声を行政・支援者に届けるコミットをしている、NPO法人こだまの集いの室津です。
「ひとりでやらない育児・介護のダブルケア」著者：相馬直子氏、山下順子氏 出版：ポプラ社
を拝読しました。
過去において、どれほど多くのダブルケア当事者並びに支援団体、研究者、行政の方、専門職の方が、《ダブルケア》の実態を明らかにし、支援の促進を望んで動かれていたのかを知ることが出来て、旨が熱くなりました。
当事者が、どのようなことに葛藤を感じているのか、どの様な支援を求めているのかを代弁してくれている本だと思います。
《ダブルケア》の歴史、課題、当事者の声など、大切なことが多く詰まっている本です。
当事者の方にもお読み頂けると、決して一人ではないことがお分かり頂けるかと思います。
また、各自治体において《ダブルケア》の政策に取り組む方々にも、ぜひお読み頂けたらと思います。
最後に、本著の中に数多くのダブルケア支援にご尽力されてきた先人の皆様と共に、当法人のお名前を添えていただき、相馬直子先生、山下順子先生に心より感謝申し上げます。
全国で、実体験をもとに《ダブルケア》の支援を行いたいと考えている方の和が広がってきており、今後の日本に期待が持てます。
いつもお世話になっている当法人のメンバーさん、並びにダブルケア支援を行う全国の方々に感謝申し上げます！
