多世代が活躍できる、地域まるごとを目指している、NPO法人こだまの集いの室津です。
先日、いつもお世話になっているとなりのかいごの川内潤氏の日経ビジネスウェブ版の記事を読みました。出産時で、里帰りをして親に介護が必要なことに気付いたケースが増えているという内容でした。
川内潤氏は、ダブルケアも含む介護に関する個別相談やセミナーに多数開催され、介護離職予防や虐待防止についてご尽力されている方です。
この記事を読み、里帰りをして親の介護の必要性に気付くケースが増えていることは、なるほどー!!と視野が広がる思いでした。
結構、介護の必要性に気付くのは、予備知識が必要なのかもしれません。
日々日々、親とコミュニケーションをとり、関係を繋げておく必要性を感じました。
里帰りするのが難しい産後ママたち。
赤ちゃんを授かり、出産時するとき、実家に里帰りをしてサポートしてもらうのが一般的な流れだったかと思います。そして、親のサポートを得ながら、産後ママは産後の体を戻していき、赤ちゃんとの生活に慣れる練習をしていくと思います。
ですが、ダブルケアの場合、親自身が体の心配を抱えていたり、介護をしていたりと親自身の生活で精いっぱいなことがあります。
私自身も、出産時、母親は病気の療養中でした。夫は、自営業ですので育休をとるのは難しい状況でした。
結局、主人の実家に1週間ほどお世話になりました。
ですが義母は、副介護者として93 歳になる義母の実母の遠距離介護していました。
振り返ると、義母も当時は広い意味でのダブルケアでした。大変だったと思います。そして、感謝の気持ちがわきます。
一つの親族内でいくつものケアが重なっていく時代になるのかなと実感した体験でした。
今の子ども達にどんな時代を渡せるか。
・産後ケアの充実.
産後、退院後にママたちが利用できるショートステイ。
いち早く、産後のショートステイやデイサービス、訪問サポーター(デューラ)を行い、産後ケアの支援を行ってくれている助産院があるそうです。
ありがたいですね^^実家に頼れないケースも今後増えてくる可能性があるので、こういった産後ケア支援が望まれますね。
・男性の育休推進
小泉進次郎氏が、育休を取得されました。親に頼れない家庭も増えていることを企業様にはご理解いただき、男性も育休や時短がとりやすくなる社会が望まれます。
どうしたらダブルケアの様に産後、親に頼れない人たちが子どもを産み育てやすくなるか。
是非、皆さんの意見をお聞かせください^^