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すぎなみダブルケア講座開催しました

杉並区男女平等推進センター講座の一つとして、ダブルケアをテーマに講座を開催させていただきました🎶

 

当日は、当事者の方々やこれからダブルケアを経験する可能性があり予習で来てくださった方、支援側の方々など幅広い方にお越しいただいて感謝でした^^

 

当日は、一般社団法人 ダブルケアサポートさんの発行した小冊子 ハッピーケアノート(ダブルケア情報がコンパクトにまとまっているもの)を使わせていただきました。

 

ダブルケアといっても、子育てと介護だけがダブルケアではなく、広い意味では親の介護は配偶者の介護と孫支援、障害をお持ちのお子様と障害をお持ちではないお子様の子育てが重なったケースなど、幅広い方々が対象となることをお伝えさせていただきました。

 

講座でお伝えさせていただいたポイントです。

 

  1. ダブルケアラーにしかできないことは何かを整理しましょう。それ以外のことは、他の家族や社会資源を用いてどんどんアウトソーシングしていきましょう。特に、介護に関する部分を重点に介護保険を用いて、アウトソーシングしていくことをお勧めしました。
    (この考え方をフローチャート化してお伝えしました。添付した講座で使用しましたパワーポイントをご参照下さい。)

  2. ダブルケアの社会課題自体が新しいため、現状支援者側も当事者も手探りですが、諦めることなくダブルケアの現状を支援者に伝え続けて欲しいです。
    ダブルケアの状況をまとめるためのフォーマットを参加者の皆様にお配りしました。

  3. 社会福祉士の森田亜希恵さんより、介護の段階ごとに社会保証制度(育児介護休業法)の使いたかについて事例を基に紹介してもらいました。

 

講座にご参加くださった方の感想

  • 社会保障制度の休みを取るのが望ましいタイミングについて知ることができてよかった。
  • 相談先が見えてきた事が良かった。
  • 講師の経験に基づく話、地域資源の活用方法が知れて良かった。
  • ダブルケアの状況報告書を提示したのは良かった。相談しやすくなるし、困っていることや思考がまとめるきっかけになると思う。
  • ダブルケアラーしかできない日々のタスクは何かを探すフローチャートの考え方は、感情と事実を切り離して考える事ができるので良かった。参考になった。
  •  全体的に共感と学びがあふれていて、めちゃくちゃ勉強になりました!!質疑応答のお話がとても好き(良かった)です!私も学生の時、父母の生き方、死に方、見る事ができてとっても良かったです!
  • ケアの計画や流れが分かりやすかった。
  •  自分がどの位置にいるのか分かる。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!四国や神奈川県からもお越しの方がいらっしゃいました。感謝申しあげます!

 

次回のすぎなみダブルケア講座は、10月29日(火)10時から12時まで  ゆうゆう高円寺東館で開催です!!

 

ダブルケアは、子育てと介護のお金の負担も重なります!!
元介護施設長×ファイナンシャルプランナーの木村誠氏を講師にお招きして、ダブルケアの経済的負担について考えていきましょう!

 

【次回の講師紹介】

 

木村誠氏

 

大規模老人ホームの施設長の実務経験を持つファイナンシャルプランナー。

 

「認知症サポーター養成講座」や「注文を間違える料理店」等の啓発活動に従事する。

 

また、学校の講師や金融機関に向けた研修、雑誌等の執筆も行なっている。

 

保有資格:ファイナンシャルプランナー、介護福祉士、介護支援専門員、認知症ケア専門士

 

 

そして、第3回 すぎなみダブルケア講座は、11月29日(金) は10時から12時まで  ゆうゆう高円寺東館で開催です!!

 

当事者の体験談や参加者の皆様で、どうしたらダブルケアを乗り越えていけるかワークショップ形式で考えていきます^^

 

一緒に、ダブルケアの課題や望まれる解決策について考えてくださる方、この指とまれ!ご参加おまちしております🎶

 

ダウンロード
第一回すぎなみダブルケア講座に使用したパワーポイントです。
改正すぎなみダブルケア講座0930.pptx
Microsoft Power Point プレゼンテーション 2.7 MB
ダウンロード
子育て×介護の状況を説明しやすくなるシート。
子育て×介護でお困りの時、地域包括支援センター等に相談しに行く時に、こちらのシートをご記入いただき使用してください。ダブルケアについての支援策は、現状残念ながら確立されていませんが、状況を支援者側にわかりやすく伝えられることで、必要な支援に結び付けられる可能性が高まります!

ぜひ、このシートをご活用いただき、ダブルケアの環境が速やかに整えられる一助になれば幸いです。
ダブルケア情報報告書.pdf
PDFファイル 21.4 KB