〜 一部ご紹介 〜
⚫︎レスパイト出来る場所をつくろう
気が休まる場所や時間が必要ですよね。
認知症のお年寄りが子どもたちをお世話してくれた時、本当に生き生きしていた!笑顔が素敵だった! と参加者たちの実体験から、やはり幼老複合型施設も増えると良いなとの声(^^)
(一箇所になることで送迎時間も短縮)
⚫︎完璧主義が自分を苦しめる可能性
もちろん出来る限りのことをしたいけれど、例えば育児も介護も正解や完璧はない...
もう少し肩の力を抜いて自分の人生も大切にしていってもいいのかな。
また、仕事もしながらダブルケアをする中で、例えば家事代行、ベビーシッター、便利家電などに年間◯◯万円は投資する、と家族で決めてしまえばもっと楽になれるかも。
(海外では当たり前のように利用している)
⚫︎どこに相談すればよいかわからない...
ダブルケアに関する窓口ってあるの?
行政も、そして私たちもダブルケアに関する発信や相談出来る場所を増やしていけるといいですね。
⚫︎介護保険サービスの知識を得る
仕事も育児もある中、介護に直面した時に知識があるかないかで対処時間とそしてストレスが全然違う。
実際に知識があったことで最短スピードで要介護認定を受けた&介護サービスを開始して体制を整えた参加者の体験談は説得力がありました。
⚫︎覚悟
国の予算が厳しい中、例えば北欧ではカゼくらいで病院に行く人はいない、必要な方にサービスが行き届いたり、大事なところに投資をするためには、消費税など少ない日本はもっと医療機関等の使い方を考える必要があるかも。
また、延命治療をする選択肢としない選択肢、人の命には終わりがあり、自然なかたちで命を終えていくことを受け入れる覚悟を持つという選択肢も、などどちらが正しいということではありませんが命について考える意見も出ました。
⚫︎職場での理解
会社や上司がダブルケアの状況と両立していくことに理解してくれるか、多様な働き方で活躍し続けられるか、などはその後の人生が変わる可能性があり切実な声でした。
まずはダブルケアを認識すること、これからどんどん増えていくことを前提に職場作りを進めることが大切です。
⚫︎介護サービス環境
北欧では制度は進んでいるが、介護サービスの質が凄いわけではなく、ひとりの人として尊重している(見方によっては放置的に見られるかもしれないくらい)
自立を支援することが大切で、何でもすることが良い介護とは限らない...
介護サービスの質と介護士の仕事について
介護士確保が難しくベッドが空いていても受け入れることが出来ない日本の現状に、介護業界で職場改善をして離職率低下を実現された方のお話も説得力がありました。
他にもまだまだ..
今回の場を企画して下さったりNPO法人こだまの集い代表の室津さん、本当にありがとうございました(^^)